FT-817外部コントローラはヤエス製トランシーバFT-817のCATインターフェイスを使って外部からコントロールする装置です。
コントローラは、表示機器としてLCDキャラクタディスプレイを持ちFT-817の送受信周波数等、ステータスを表示します。
コントローラからは周波数、クラリファイヤ、バンド切り替え等が可能です。PIC18F2620を使った電子工作になります。

構想
FT-817を外部からコントロールする装置は何か月か前のCQ誌に製作記事が出ていました。CQ誌を立ち読みしたときの記憶ではキーパッドから各種設定ができる装置のようでした。FT-817を外部から制御できることを知ったので手持ちの取説を見てみるとCATインターフェイスを装備していてこのCAT端子経由でコントロール可能であることがわかりました。CATインターフェイスはTTLレベルのシリアル通信なので、PIC等のマイコンでコントロール可能であることが容易に想像できます。

外部コントローラを製作するにあたって以下の方針で製作しました。
1:周波数やクラリファイヤの設定は、キーパッドでなく回転するつまみで行いたい。
2:FT-817本体より大きなLCDを使ってステータス表示したい。
3:固定で運用することを前提に操作ボタン等を配置したい。

回路図
回路図は以下の通りです。

CPUとしてPIC18F2620を使ってLCD,押しボタン、ロータリーエンコーダを接続しています。
ロータリーエンコーダは周波数設定とクラリファイヤ調整用です。

PIC18F2620のIO割り付けは以下の通りです。

PICのIO点数と押しボタン等の外部につながる機器の数がほぼ一致して無駄なく使えています。

ソフトウエアのフローチャートは以下の通りです。

メイン部分は、永久ループになっていて押しボタン等の操作待ちをし、押しボタン等のイベントがあったときに必要な処理をしています。

割り込みハンドラでは、ロータリーエンコーダが回転したときに状態変化割り込みが発生するようになっていて回転数分だけ周波数を表現する内部変数をインクリメント、またはデクリメントします。また、ロータリーエンコーダが回転したというフラグを立てメインルーチンに伝えています。

製作
タカチの傾斜タイプの箱を利用します。

使用するつまみやボタン類の実物で配置を決めます。


ステップドリルを使って大きな穴をあけていきます。


ちょっと歪みましたが機器の取り付けは完了です。


内部の配線です。基板はLCDとちょうど同じ大きさになるようにしました。実装部品の間隔は結構余裕があります。


レタリングして完成です。

以下は動作時の動画です。

パネル部分を拡大した動画は以下になります。

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